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意外に知らない「ペンギンが飛べない理由」

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ペンギンが飛べないのは知ってるけどどうして飛べないのかを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?そこで今回はペンギンがどうして飛べないのかを調べてきたので紹介したいと思います。

全てのペンギンが飛べないのか

まずは「ペンギンはすべて飛ぶことができないのか」ですが、全18種のペンギンが空を飛ぶことができません。見た目からからは飛べる気配がないので飛べなくても納得なのですが、「鳥類」は飛ぶのが当たり前と思っているからペンギンが飛べないのが不思議なのだと思います。

 

なぜペンギンは飛べないのか

ペンギンは飛ぶための翼がひれのようになっていて飛翔能力は0です。よって鳥類にもかかわらず飛ぶことができません。飛ぶことのできない鳥類は他にもダチョウをはじめ40種ぐらいいますがどれも飛翔に必要な翼が退化して飛ぶことができなくなっています。

おそらく飛べない鳥たちは飛べなくなったのではなく、飛ばなくなってしまったのだと思います。

ペンギンの祖先は飛べていた

 現在のペンギンの体にみられる進化の形跡を見るとペンギンの祖先は間違いなく飛んでいたそうですが、なぜ飛べなくなったのかというのははっきりとはしていないようです。考えられる可能性としては環境の変化により空を飛ぶよりも海に潜ったほうが都合がよくなったから次第に飛ばなくなっていったというのがあるそうですが、それでほぼ間違いない気がします。

もしペンギンが今も飛んでいたら

ペンギンが今のままの姿で空を飛ぶのはほぼ不可能だと思いますが、仮にその姿でそのままの潜水能力のまま飛べるとしたら猛禽類よりもハンターだったかもしれません。皇帝ペンギンが群れで空飛んでいるとことを想像するだけでぞっとします。でもやはりペンギンに飛ぶ必要性というのは見当たらないものです。

最後に

ペンギンが飛べないのは飛ぶことをやめたため翼が退化し飛べなくなったからです。そのぶん海の中を自由に飛び回り生きています。飛ぶことより潜ることを選んだペンギンが飛べなくなってしまったのは何も不思議なことではありませんでした。